スーペルピッポ健在!今季初のハットトリック!

フィリッポ・インザーギ、まだまだ元気です!
 
セリエA第27節が行われた3月8日、ACミランはアタランタをホームのサンシーロに迎えての一戦。前節、アウェイでサンプドリアに敗れ、スクテッド争いから脱落してしまったミラン。狙うは来季のチャンピオンズリーグ出場権内。UEFAカップでも後味の悪い形で敗退してしまい、ズルズル後退してしまいそうな雰囲気をインザーギが払拭してくれました!
 
今季、ケガ人続出でベストメンバーをほとんど組めていないミラン。現在、カカ、ロナウジーニョ、ジェンナーロ・ガットゥーゾ、クラレンス・セードルフ、アレッサンドロ・ネスタを欠き、非常に苦しい布陣を敷いています。
 
この試合も、右サイドが本職のデイヴィッド・べッカムをトップ下に置くという苦肉の布陣でした。そんな中、獅子奮迅の活躍を見せたのが35歳のベテランFWであるフィリッポ・インザーギでした。
 
カルロ・アンチェロッティ監督も試合後の会見で、
「我がチームの疲れを知らないFWのお陰で勝利をものにできた。」
「インザーギについては、本当に何て言えばいいか…。彼のマークをかわす勘は信じられない。並じゃない。」
と、手放しでインザーギを称賛しました。
 
現在、アレシャンドレ・パトも好調をキープしています。アンドレイ・シェフチェンコのゴールも見たいのですが、彼はもう終わってしまったジョカトーレなんでしょうか…。非常に寂しい。

インザーギがトップストライカーである理由

フィリッポ・インザーギっていうサッカー選手を評価するとき、一番注目されるとは、やはり「嗅覚」ですよね。
 
インザーギの身長と体重は、181cm 74kg。屈強なヨーロッパでのディフェンス陣と対峙した時、この数字よりもどうしても小さく細く見えてしまうピッポ。それでも結果を残し続けているのは凄いことです。
 
様々なストライカーの要素を他の選手と比べてみましょう。
 
セリエAでの外国人最多ゴール記録保持者であるガブリエル・バティストゥータのような強烈なミドルシュートを決めるわけではない(インザーギがミドルを決めたシーンは見たことないかも)、サッカー選手での世界最高年俸を誇るズラタン・イブラヒモビッチのような超絶テクニックがあるわけでもない(どちらかと言えばピッポは足元の技術は低い)、クリスティアーノ・ロナウドやリオネル・メッシのような超高速ドリブルをするわけでもない、ルート・ファン・ニステルローイのような大きな懐とフィジカルを利用したプレーをするわけでもない。
 
それでも、フィリッポ・インザーギが超一流ストライカーで居続ける要素は、他の選手よりも優れた、ゴール前でのポジショニングです。
 
現代サッカーでは、一人で勝負をかけてゴールを決めるストライカーが増えてきていますが、インザーギのようなオフサイドラインをかいくぐってパスを受けワンタッチでゴールを陥れるストライカーはあまりいません。
 
いないことはないのですが、それに固執するストライカーは、少ないと思います。さらに、世界最高の記録を保持する(欧州カップ戦ゴール数)ほどのレベルを維持するのは非常に難しいでしょうね。
 
ゴール前の得点感覚・嗅覚・ポジショニングのみで超一流ストライカーとして名を馳せたのは、フィリッポ・インザーギとゲルト・ミュラーくらいでしょうね。

ピッポ・インザーギがダメ押し!UEFAカップグループリーグ初戦快勝!

フィリッポ・インザーギとアンドリー・シェフチェンコのツートップがスタメンで並び、その後ろにカカがそびえ立つ。僕が一番望む前線の構成。UEFAカップグループリーグの初戦がついに開幕しました。
 
ケガで出遅れていた、中盤の潰し役であるジェンナーロ・ガットゥーゾが復帰し、上昇気流を感じるACミラン。
 
アウェイのヘーレンフェーン戦ということで、いやな予感がしましたが、無難な試合運びを展開し、3-1で快勝しました。後半には、上記のインザーギ、シェフチェンコ、カカを温存することもできました。
 
相手のオウンゴールで先制したミランは、復帰したMFであるジェンナーロ・ガットゥーゾがゴールを決めて2点をリードし、そして、前線でチャンスをうかがっていたフィリッポ・インザーギが後半24分にダメ押しの3点目のゴールを決め、試合の大勢を決めました。
 
フィリッポ・インザーギは試合に出るとゴールを決めるというイメージがあります。カルロ・アンチェロッティ監督も、インザーギには絶大な信頼を置いているようです。ただ、インザーギはすでに35歳。ピッポを押しのけて前線に君臨するFWが早く成長して欲しいですけどね。ただ、ピッポにもいつまでも活躍して欲しい。
 
う〜ん…。苦しい胸の内ですが、どっちとも言えないです。
 
とにもかくにも、UEFAカップグループリーグ初戦を快勝し、いいスタートが切れました!

ピッポ・インザーギが今シーズン初ゴール!

前節(第6節)の後半28分に、今シーズン初出場を果たしたフィリッポ・インザーギ。コンディションの不良なのか、ケガをしていたのか、ベンチ入りすらしていなかったインザーギの初出場でした。
 
そして、今節(第7節)サンシーロでのサンプドリア戦に、後半34分から途中出場したピッポ・インザーギは、試合終了間際に今シーズン初ゴールとなるダメ押し弾を決めました。
 
約10分間の出場で結果を出したフィリッポ・インザーギ。1973年8月9日生まれの35歳。円熟の域に達した「ワンタッチの天才」は、今シーズンも輝きを放ち続けてくれることでしょうね。
 
FWの駒は揃っています。
 
『センターフォワード』
フィリッポ・インザーギ
マルコ・ボリエッロ
アンドレイ・シェフチェンコ
アレシャンドレ・パト
 
『セカンドトップ・ウイング』
カカ
ロナウジーニョ
 
今シーズンは、ACミランはチャンピオンズリーグに出場していません。UEFAカップです。ですから、今シーズンのミランの最大の目標はスクテッドであるようなのですが、UEFAカップ、コッパイタリアも狙って欲しいです。
 
守備の要アレッサンドロ・ネスタ、アーセナルからレンタル移籍してきたフィリップ・センデロス、チームの汗かき役ジェンナーロ・ガットゥーゾ、攻撃の起点であるアンドレア・ピルロ。彼らがケガから復帰してきたら、さらに加速はつくと思いますし、チャンピオンズリーグに出場できないということを良い方向に見て、トレブル(三冠)を狙って欲しいです!

第6節カリアリ戦で2008-2009シーズン初出場!

フィリッポ・インザーギが2008-2009シーズンの初出場を飾りました。セリエAの第6節、アウェイでのカリアリ戦でした。
 
今季開幕5連敗で、1得点・10失点である最下位のカリアリ相手に、0-0のドローという失態を演じてしまうミランなのですが、この試合の唯一の救いと言えば、ケガなのかコンディション調整ができていなかったのか、ベンチ入りすらできていなかったフィリッポ・インザーギが後半28分からの途中出場ではありますが、ピッチに登場できたことですかねぇ。
 
また、アンドリー・シェフチェンコが同時に投入されて、「シェバ&ピッポ」のツートップを久々に見れたことですかねぇ。
 
インザーギが2001-2002シーズンにユベントスからミランに移籍してから、シェフチェンコが2006-2007シーズンにチェルシーに移籍するまでの5シーズンの間、ミランの最強ツートップとして君臨した「シェバ&ピッポ」のツートップ。その期間中には、ヨン・ダール・トマソン、クリスティアン・ヴィエリ、エルナン・クレスポ、アルベルト・ジラルディーノら、錚々たるFW陣がミランに名を連ねましたが、僕の中での21世紀のグランデ・ミランの最強ツートップは、インザーギとシェフチェンコのツートップでした。
 
現在、カルロ・アンチェロッティ監督は、カカとロナウジーニョを、セカンドトップとしてセンターフォワードを一人という布陣を敷きたいようなので、なかなかツートップを見ることはできないでしょうけど、多く見れることを期待します!
 
 
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インザーギの腕に負けた

フィリッポ・インザーギのゴールは数え切れないほどたくさんあります。
 
イタリア代表として、2008年現在で25ゴール、数々渡り歩いたクラブチームで積み重ねたゴール。そして、インザーギの特筆すべきは、UEFAチャンピオンズリーグを含め、ヨーロッパカップでの爆発的な得点力です。欧州カップでのゴール数は、長年1位だった元ドイツ代表のゲルト・ミュラーの記録(62ゴール)を抜いて現在、歴代単独1位です。2007年12月4日時点で、欧州カップでは98試合63ゴールという強烈な記録です。
 
そのうちのゴールの一つが、2006-2007シーズンのUEFAチャンピオンズリーグ決勝、リバプール戦での1点目のゴールです。
 
前半40分あたり、カカがボールをうまくキープしてゴール前20mほどのところでシャビ・アロンソのファウルを誘いFKを獲得します。世界でも有数のフリーキッカーであるアンドレア・ピルロを擁するミランの先制点は間違いないなと思いました。
 
ピルロが助走をはじめシュート!
 
ボールはゴールに突き刺さりゴール!
 
しかし、ピルロよりも大はしゃぎしている選手がいました。
 
ピッポ・インザーギです。
 
スローを見てみると、ピルロのフリーキックがインザーギの右肩に当たってコースが変わり、ネットに吸い込まれるというゴールでした。
 
この試合2-1で勝利したミランがビッグイヤーを掲げました。
 
この試合を受けたイングランドのフットボール誌は「インザーギの腕に負けた」と皮肉交じりに報じました。
 
ですが、イタリア代表のファビオ・カンナバーロの言葉は違った見方をしていました。
 
「これが、インザーギなんだ。」

2007年トヨタクラブワールドカップでの2ゴール

2008-2009シーズンが始まり、ミランは開幕2連敗を喫するという最悪のスタートを切ってしまいました。ですが、こないだのミラノダービーを1-0で勝利し、セリエA5試合を終えて、3勝2敗の6位につけています。3連勝して2連敗するより、2連敗してから3連勝する方がいいですよね。
 
さて、われらがピッポ・インザーギは、コンディションが整っていないのか、ケガなのか、ベンチ入りもしていない状況が続いています。
 
今季は、アルベルト・ジラルディーノがフィオレンティーナに移籍したものの、かつての盟友アンドレイ・シェフチェンコがチェルシーからレンタル移籍、ロナウジーニョがバルセロナから完全移籍、マルコ・ボリエッロがレンタル先から復帰ということで、さらにFWの争いは激化していますので、早く結果を残して欲しいものです。
 
ワントップの布陣で臨むことが多くなりそうなので、シェフチェンコ、ボリエッロ、アレシャンドレ・パト、インザーギの争いになりますが、年齢的に第一選択肢には入ってこないでしょう。ですから、途中出場で爆発することを期待します。
 
さて、今シーズン、フィリッポ・インザーギはまだ出場していないので、インザーギのゴールを見ることができていません。なので、過去のピッポ・インザーギのゴールをYouTube動画で見ることにしましょう。
 
2007年トヨタクラブワールドカップ決勝、ボカ・ジュニアーズ戦でのインザーギの2ゴールです。
 
トヨタクラブワールドカップ決勝インザーギ1点目
トヨタクラブワールドカップ決勝インザーギ2点目